社会福祉法人 日本盲人社会福祉施設協議会 盲人用具部会

現在の階層

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沿革

 1953年(昭和28年)、「日本盲人会連合」会長・岩橋武夫の呼びかけに応えて、視覚障害関係32施設の代表者が東京の日本赤十字社の講堂に集まり、「日本盲人社会福祉施設連絡協議会(以下、日盲社協)」が発足しました。
 1981年(昭和56年)、日盲社協は、「東京都の盲人ホーム 杉光園(社会福祉法人 杉光会)」の経営と共に法人格を継承する形で、 社会福祉法人 日本盲人社会福祉施設協議会 となりました。現在では、東京都より民間移譲された「東京視覚障害者生活支援センター」の経営も担っています。
 日盲社協では、全国盲人福祉施設大会の開催、点字指導員・音訳指導技術者養成講習会の開催、機関紙「日盲社協通信」(墨字版・点字版)の発行、視覚障害者の用具や機器の展示会の開催、叙勲・褒章等表彰者の推薦及び関係福祉団体の表彰制度への協力など、多岐にわたり積極的な活動を続けています。

活動

盲人用具部会・会議の写真

 日盲社協の「盲人用具部会」には、点字案内板や点字ブロックなど社会インフラ関連、点字プリンタやパソコン用ソフトウェアなどIT関連、白杖や音声時計の日常生活用具販売など、視覚障害者に関わる機器製造や販売にあたる施設または企業が加盟しています。
 「用具」の普及という共通目的を持った施設や企業同士が定期的に部会を開催し、異業種交流と活発な議論を行うことで、新たなアイディアの発案や、プロフェッショナル同士の協業へと繋げています。
 このような取り組みは一企業だけで行うことは難しく、盲人用具部会だからこそ実現できる活動でもあります。
 視覚障害者は情報障害者とも言われています。この「情報障害」を少しでもなくすために、盲人用具部会は一丸となって日々邁進しています。